Yii ブログシステム作成(1)

Yii Frameworkインストール

事前にYii インストール手順を理解している事。

システム名:blog
Yiiインストールフォルダ:c:\xampp\htdocs\yii\framework\yiic.php
WebAppインストールフォルダ:c:\xampp\htdocs\blog

■コマンドプロンプトからYii Frameworkをインストールする

cd c:\xampp\php
php c:\xampp\htdocs\yii\framework\yiic.php webapp c:\xampp\htdocs\blog
Your application has been created successfully under C:\xampp\htdocs\blog.

上記メッセージが表示されたら

http://localhost/blog/にアクセスして画面が表示されていれば成功。

yii018

■エントリスクリプト

『/blog/index.php』というエントリスクリプトファイルは以下のような内容になる。

<?php
$yii = dirname(__FILE__).'/../yii/framework/yii.php';
$config = dirname(__FILE__).'/protected/config/main.php';

// 実運用モードでは次の行を削除する
defined('YII_DEBUG') or define('YII_DEBUG', true);
// specify how many levels of call stack should be shown in each log message
defined('YII_TRACE_LEVEL') or define('YII_TRACE_LEVEL',3);

require_once($yii);
Yii::createWebApplication($config)->run();

これは、ウェブユーザが直接にアクセスできる唯一のスクリプトとなる。
エントリスクリプトは最初にYiiブーストラップファイル『yii.php』を読み込む。
次に、指定した設定でアプリケーションインスタンスを作成して、アプリケーションを実行する。

■ベースアプリケーションディレクトリ

次に、『/blog/protected/』というアプリケーションディレクトリでこれから作成する
コードとデータのほとんどがディレクトリ以下に配置される。
このディレクトリはウェブユーザーのアクセスから保護されなければならない。

『Apache httpdウェブサーバ』を利用しているのならば、.htaccessファイルをこのディレクトリに配置する。

deny from all

■アプリケーションのワークフロー

1:
ユーザがURL【http://localhost/blog/index.php?r=site/contact】をリクエストする。


2:
リクエストを処理するために、エントリスクリプトがウェブサーバにより実行される。


3:
アプリケーションインスタンスが作成され、アプリケーション初期構成ファイル『/blog/protected/config/main.php』で指定された初期プロパティ値が設定される。


4:
アプリケーションは、コントローラとコントローラアクションにリクエストを処理する。
コンタクトページへのリクエストは、siteコントローラとcontactアクションで処理される。
※『/blog/protected/controllers/SiteController.php』のactionContactを参照


5:
アプリケーションはsiteコントローラをSiteControllerのインスタンスとして作成し、実行する。


6:
SiteControllerインスタンスは自身のactionController()メソッドを呼ぶことでcontactアクションを実行する。


7:
actionContactメソッドはcontactという名前のビューをレンダリングし、ウェブユーザーに表示する。
内部的にはビューファイル『/blog/protected/views/site/contact.php』を読み込み、
レイアウトファイル『/blog/protected/views/layouts/column1.php』にその結果を埋め込むことで、レンダリングが達成される。

参考サイト:
http://www.yiiframework.com/doc/blog/1.1/ja/start.testdrive

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