Yii Frameworkインストール
事前にYii インストール手順を理解している事。
システム名:blog
Yiiインストールフォルダ:c:\xampp\htdocs\yii\framework\yiic.php
WebAppインストールフォルダ:c:\xampp\htdocs\blog
■コマンドプロンプトからYii Frameworkをインストールする
cd c:\xampp\php php c:\xampp\htdocs\yii\framework\yiic.php webapp c:\xampp\htdocs\blog
Your application has been created successfully under C:\xampp\htdocs\blog.
上記メッセージが表示されたら
http://localhost/blog/にアクセスして画面が表示されていれば成功。
■エントリスクリプト
『/blog/index.php』というエントリスクリプトファイルは以下のような内容になる。
<?php $yii = dirname(__FILE__).'/../yii/framework/yii.php'; $config = dirname(__FILE__).'/protected/config/main.php'; // 実運用モードでは次の行を削除する defined('YII_DEBUG') or define('YII_DEBUG', true); // specify how many levels of call stack should be shown in each log message defined('YII_TRACE_LEVEL') or define('YII_TRACE_LEVEL',3); require_once($yii); Yii::createWebApplication($config)->run();
これは、ウェブユーザが直接にアクセスできる唯一のスクリプトとなる。
エントリスクリプトは最初にYiiブーストラップファイル『yii.php』を読み込む。
次に、指定した設定でアプリケーションインスタンスを作成して、アプリケーションを実行する。
■ベースアプリケーションディレクトリ
次に、『/blog/protected/』というアプリケーションディレクトリでこれから作成する
コードとデータのほとんどがディレクトリ以下に配置される。
このディレクトリはウェブユーザーのアクセスから保護されなければならない。
『Apache httpdウェブサーバ』を利用しているのならば、.htaccessファイルをこのディレクトリに配置する。
deny from all
■アプリケーションのワークフロー
1: ユーザがURL【http://localhost/blog/index.php?r=site/contact】をリクエストする。 2: リクエストを処理するために、エントリスクリプトがウェブサーバにより実行される。 3: アプリケーションインスタンスが作成され、アプリケーション初期構成ファイル『/blog/protected/config/main.php』で指定された初期プロパティ値が設定される。 4: アプリケーションは、コントローラとコントローラアクションにリクエストを処理する。 コンタクトページへのリクエストは、siteコントローラとcontactアクションで処理される。 ※『/blog/protected/controllers/SiteController.php』のactionContactを参照 5: アプリケーションはsiteコントローラをSiteControllerのインスタンスとして作成し、実行する。 6: SiteControllerインスタンスは自身のactionController()メソッドを呼ぶことでcontactアクションを実行する。 7: actionContactメソッドはcontactという名前のビューをレンダリングし、ウェブユーザーに表示する。 内部的にはビューファイル『/blog/protected/views/site/contact.php』を読み込み、 レイアウトファイル『/blog/protected/views/layouts/column1.php』にその結果を埋め込むことで、レンダリングが達成される。
参考サイト:
http://www.yiiframework.com/doc/blog/1.1/ja/start.testdrive