Yii ブログシステム作成(17)

本番環境にアップロードする前にやること

本番環境にアップロードする前に下記を実施する

1.スキーマキャッシュを有効にする
2.デバックモードを無効にする
3.giiをコメントアウトする
4.本番環境にアプリケーションをアップロードする

スキーマキャッシュを有効にする

アクティブレコードはカラム情報を決定するために、テーブルに関するメタデータを
必要とするため読み取って分析する時間ができる
データベースのスキーマが変更されない場合はスキーマキャッシュを有効にするとよい

■【main.php】を修正

    
    ・・・
    
		'cache'=>array(
			'class'=>'CDbCache',
		),
		
		'db'=>array(
			'connectionString' => 'mysql:host=example.com;dbname=my_dbname',
			'emulatePrepare' => true,
			'username' => 'user',
			'password' => 'pass',
			'charset' => 'utf8',
			'tablePrefix' => 'tbl_',
			'class'=>'system.db.CDbConnection',
			'schemaCachingDuration'=>3600,
		),
		
『cache』コンポーネントを追加し、読み取られたデータベーススキーマの有効時間を
設定する『schemaCachingDuration』に3600秒キャッシュされるように設定

デバックモードを無効にする

公開サイトに詳細な情報が記載された画面が表示されると非常にマズイのためindex.phpの
【YII_DEBUG】を削除またはコメントアウトしてやる必要がある


// コメントアウトか削除
// defined('YII_DEBUG') or define('YII_DEBUG',true);

giiをコメントアウトする

これも公開サイトからアクセスできるとマズイのでコンフィグのmain.phpからコメントアウト
または、削除してやる必要がある

  
  ・・・
  
	'modules'=>array(
		// コメントアウトか削除
//		'gii'=>array(
//			'class'=>'system.gii.GiiModule',
//			'password'=>'password',
//			// If removed, Gii defaults to localhost only. Edit carefully to taste.
//			'ipFilters'=>array('*'),
//		),
	),
		

本番環境にアプリケーションをアップロードする

・本番環境にYiiをインストール
・今回作成した、『/blog』ディレクトリ全体をアップロードする
・エントリスクリプトファイル”index.php”を編集して、変数『$yii』が本番環境の
Yiiブーストラップファイルを参照する様に修正する
・スクリプトファイルprotected/yii.phpを編集して、変数$yiicが新しいYiiのyiic.phpファイルを参照
するように修正する
・ディレクトリ『assets』と『protected/runtime』のパーミッションを変更して、Webサーバのプロセスによる
書き込みを許可する

以上でYiiチュートリアルのブログシステムの作成は完了である

参考サイト:
http://www.yiiframework.com/doc/blog/1.1/ja/final.deployment

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